2011年4月27日水曜日

建築関連雑誌の取材

 今日は建築関連の専門誌の取材を受けました。編集者は若い人でしたが、建物だけでなく地盤も重要だということを感じているとのことでした。既にメールのやりとりもさせて頂きました。

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 おっしゃる通り、住宅建築には地盤の問題が必ずつきまといますが、とりわけ意匠設計に携わる方にとっては、残念ながら関心の薄い分野であるようです。我々としましては、今回の震災を機に少しでも読者の関心を得られるような記事制作につとめて参りますので、今後ともご協力いただければ幸甚に存じます。

「自然は雄弁に語る」
これが真理なのだと改めて教えていただきました。
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 ここまで褒めていただけると恐縮してしましいますが、お二人も、建築は衣装が”花形”で、地盤条件を意匠の都合に合うように”片付けてしまう”ということが多いとおっしゃっていました。東日本大震災でも、建物そのものは全然損傷がないのに宅地が破壊されて結局住めないという事例が多々あったようです。地盤情報は”危険な情報””価値を下げる情報”とネガティブに扱われがちでしたが、いま価値観を換えるチャンス(いまかわらなかったらやばい)ですから、安全という価値の醸成にむけて、微力を尽くしてみたいと思っています。

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