2011年4月16日土曜日

活断層調査はなんだったか、、

 だいぶお酒が入りました。大震災以降沈滞ムードを解消するにはいい飲み会でした。上司が、「結局何億もかけた活断層調査ってなんだったか、、」とつぶやきました。
 私が大学に入学したころ「新編 日本の活断層」が”新着コーナー”にありました そして、卒業を控えた時、阪神・淡路大震災が発生しました。 そのあと活断層調査に膨大な予算がつき、私もリニアメントの判読の仕事に携わりました。 
 ところがその後発生した内陸地震は、いずれも”目立たないリニアメント”でした。2000年鳥取、2005年福岡、2007年能登半島など、、、そして、連動する巨大地震としては、俄然注目されていた東海・東南海・南海ではなく、どちらかといえば”単体?”でM7~8クラスの地震が注目されていた東北で連動した巨大地震が起こりました。ここは謙虚になって、無理に予知しようとなどど思わず、基礎的な研究を積み重ねる方がよいのでしょうか。

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