2011年4月22日金曜日

古今書院と20年

 私が初めて古今書院から「月刊地理」を買って、丁度20年になりました。言い換えれば、大学に入って、そして故郷を後にして20年です。今日、その古今書院から書籍案内が届いておりました。封を開けたら「シリーズ繰り返す自然災害を知る・防ぐ 全9巻」でした。
 このシリーズは、会社で全て購入しています。いま、改めて読んでみると、第2巻 津波と防災- 三陸津波始末-などは、予言的迫力がありました。大変皮肉なことですが、その土地の成り立ちは、災害を引き起こす自然現象の繰り返しです。そして、それぞれの環境にいかに暮らしを対応させてきたか、その因果関係が「地の理」です。私自身を振り返ってみると、自然災害を「知る」20年から、防ぐために伝える20年にシフトしなければと思っていました。しかし、20年ごときでなにがわかる、と地の底からメッセージを受けたような大地震でした、

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