2010年7月22日木曜日

法指定区域と危険(2)

 以前にも法指定区域(いわゆるレッドゾーン)と本当の災害の危険性にはずいぶんギャップがあるという記事をかきました。

 法指定区域と危険
 http://design-with-nature-simogawa.blogspot.com/2010/06/blog-post_20.html

 今日は、一般の方から、県のホームページをみると、自宅周辺が急傾斜地崩壊危険箇所のレッドゾーンがいたるところに存在している。だから、自分の家も危険にさらされているのではないか、という問い合わせがありました。できるだけ丁寧に解説はしました。一定の条件(傾斜30度、高さ5m以上)で、淡々と設定するだけで、実際の斜面の個性はわかりませんよ、、と、、なにかあったときの免罪符に使うにしては、この条件はあまりにもアバウトです。本当は"計り知れない脅威”に対して、道理に基づき説明するのが私たちの仕事です。また、深層崩壊の可能性や、活断層とそうでない断層の違いについても質問されました。マスコミは、安全なところは伝えないので、妄想が広がっているようでした。

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