2012年8月8日水曜日

砂防学会誌への投稿-土層強度検査棒でc,φ,崩壊深-

  昨年来の東日本大震災、紀伊半島を始めとする各地の豪雨災害で、著者である私も査読者の方も大変出張が多く忙しかったため、やっとこさ印刷段階にこぎつけそうです。
  でも土層強度検査棒(土検棒)はもっと普及してほしいものです。砂防学会誌でも、表層崩壊予測に関して、結局は地面の下の情報は点になりがちで、手間がかかるわりには調査しても仕方がないといったあきらめムードがただよう論文が、かつてはあったのです。

  表層崩壊予測のための土層調査例  Vol. 46 (1993-1994) No. 1 P 38-40
   https://www.jstage.jst.go.jp/article/sabo1973/46/1/46_1_38/_pdf

 まず、手間がかかるという課題は一気に解決します。c,φだってその場で求められるので、手間もかからず、点から線、面への展開が可能になります。地すべり学会でも六甲山の表層の土質特性に関する発表もあるようですが、宅地調査にも使えます。安定計算もシンプルに進めることができるのです。

  土層強度検査棒(土検棒)
  http://www.kankyo-c.com/dokenbou/doukenbou.html

  土層強度検査棒(土検棒)の様々な活用事例
  http://www.kankyo-c.com/dokenbou/dokenbo-katsuyou.pdf

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