2012年8月19日日曜日

戦後の『地名破壊史』とその背景

 私の故郷もそうですが、市町村合併で地名が大きく変わりました。表題に掲げたのは、日本地図センターの今尾恵介氏の講演のタイトルです。毎日新聞のニュースでは次のような記事がありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120819-00000029-mailo-l11
 八潮市の南部土地区画整理事業で大字「垳(がけ)」の地名が「青葉」に変更されるため、地元の垳町会(島根秀行会長、650世帯)が19日、つくばエクスプレス八潮駅前の八潮メセナ・アネックスで「『垳』を守る緊急集会」を開く。
 緊急集会は午後2時から。当日は講演として「戦後の地名破壊史とその背景」(今尾惠介・日本地図センター客員研究員)と「垳を残すには-新宿区・地名保存の成功に学ぶ-」(古田禎昭・全国地名保存連盟運営委員)が予定されている

 土地が資産となるか、負債となるかは場所によって決まります。”がけ”という響きはやはり災害をイメージしてしまいますが、適切な場所、適切な対策を講じておけば、孫の代までの自慢の資産になるかもしれません。

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