2010年9月1日水曜日

下請けからの脱却 - 35年前の議論


 いま、社長が「環境地質学」のコンセプトを明らかにし、世に広めるための論説を書いています。少し読ませていただきました。そのなかで、『土木建設・環境問題と地質学』に述べられている現状と課題があまり変わっていないとの意見を書いておられました。ざっと読み通してみましたが、なるほどそのとおり、そして、私にとっても勉強になる部分が沢山ありました。今週は、この本から何回かブログの連載をします。一応アマゾンのアドレスと、内容の概要を示します。


『土木建設・環境問題と地質学』日本地質学会
  第1回地質学課題シンポジウム(主催:日本地質学会,日本学術会議地質学研究連絡委員会 開催日:1974年12月23日)の記録

・地質学のテーマをみなおす(総合司会:藤田至則)
・環境問題における地質学の役割(座長:石井求 話題提供者:高橋一,松井健)
・地下水資源問題における地質学の役割(座長:石井求 話題提供者:鎌田烈,柴崎達雄)
・土木建設における地質学の役割(座長:井上康夫 話題提供者:池田俊雄)
・現場はどんな地質家を要求しているか(座長:井上康夫 話題提供者:羽田忍)
・総合討論(座長:小野寺透,武田裕幸)

 今日は、上の画像で松井 健(たけし)先生のご意見を紹介します。グゥの音も出ません。

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