2011年10月16日日曜日

地震学会で「反省」「大きな敗北」

 東日本大震災を受け開催された今年の地震学会は、「反省」「大きな敗北」という言葉が飛び交ったようです。
 「大きな敗北」「非常に反省」=予知不可能の意見も―大震災で特別シンポ・地震学会
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111015-00000065-jij-soci

一方で、意外に思ったのが、防災意識が希薄だったという意見が多かった
 地震学者「防災意識薄い」57%…アンケで反省
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111015-00000499-yom-sci
 私は地震学会には参加しておりませんので詳しくはわかりませんが、「敗北」というのは何をもってそういわれているのでしょう。予知ができなかったこと、地殻変動や津波に対するデータが不足していること等が「敗北」だとすれば、(古い話ですが)伊勢湾台風時に「地図は悪夢を知っていた」として水害地形分類図による洪水予測が一致していたり、地すべり地形分布図に示されていた箇所が実際に地すべりを起こしたり、といったことが「勝利」?、、というわけでもないような気がします

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