2011年11月13日日曜日

去年のテーマではありますが、、

去年の応用地質学会では、このようなテーマで発表してました。「大人のための修学旅行」と言ってましたので、娯楽性を地学の一般化の起爆剤に、、と考えていましたが、3.11以降ちょっと余裕がなくなっていました。

平野地域における歴史的街道沿いの地形条件―関東平野の中山道を事例に―
http://ci.nii.ac.jp/naid/130000298522
平野全体でみた場合,そのルートは比較的直線であり,台地をできるだけ通過し,山地や丘陵,沖積低地を避ける傾向があることである.また,地形分類でみた場合,以下の特徴が挙げられる.台地では開析谷を避け,面の分水界に沿う傾向があること,扇状地性の台地では等高線に平行する弧を描くルートをとること,沖積低地では自然堤防を伝い,旧河道や後背湿地,河川を可能な限り通過しないことである.これらの特徴からは,高低差を少なくする通行の容易性と,水害を避けるという安全性の両面に配慮していることが指摘できる.

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