2011年11月8日火曜日

地盤工学会に寄せられた中学生のメール

 地盤工学会誌59巻11号 地盤工学会に寄せられた中学1年生からの1通のメール夏休みの自由研究で、一関市にくらべ平泉は東日本大震災より被害が少なかった。奥州藤原氏は平泉が地震につよいことを知っていてこの地に中尊寺を建てたのではないか?学会誌にも書いてあるとおり、さわやかな話題でした。
 平泉と地震との関係に興味を持った中学生と、地盤工学会が協力。結果は、奥州藤原氏は北上川の水運と農産物、砂金の産地、攻め込まれない地形構成が理由であった。結果的には平泉は地震に強い地盤であり、中尊寺は凝灰岩の上に立地しており、地震に対して強かった。この中学生は学校内で表彰されたのだそうです。
 同じ地盤工学会誌59巻11号には、「裁判例からみた地盤リスク」という講座が掲載されている。著者は、技術士、弁護士、不動産業者とさまざまでしたが、このような中学生が夢を持てる学会・業界になるのでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿