2012年4月8日日曜日

新潟県上越市の地すべり

産総件が新潟県上越市で発生した地滑りの調査速報を出していました。
http://www.gsj.jp/hazards/landslide/itakura.html

周辺地域は主に完新世の地層で覆われる高田平野と新第三紀~第四紀初めの地層からなる東南東側の丘陵地からなる。平野と丘陵地の境には断層面が東南東に傾く逆断層である高田平野東縁断層が存在し、東南東側の丘陵地が上昇していることが知られている。今回の地すべりは、丘陵地の西北西端で発生した。

この報告をみていると、地すべりと同じくらい活断層に注目してしまいます。盆地ができるということは活断層があるということ、そして山と平野がくっきり分かれ、扇状地が形成されやすいことです。今回のぞ地すべり土塊の挙動は、実は扇状地の傾斜が鍵を握っているのです。

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