2012年4月12日木曜日

ある団地の防災意識

昨日はある団地の地盤防災の相談に立ち会ってきました。会議場に着くなり資料の山、40年以上前の造成平面図、計画図に加え、ボーリング柱状図、3軸圧縮試験の結果など、黄ばんだ状態ではありましたが非常に貴重な資料が大切に保管されていました。地盤技術の専門家がおられるわけではないのですが、自ら専門書に目を通して勉強されている方もおられるなど、その資料の貴重さを十分に認識しておられ、次世代に渡したいとのことでした。
 最近、沼津市の集落が津波に対する高台移転の同意を得られたことが話題になりましたが、谷埋め盛土(丘の津波)に対する事前防災意識も高まっていることを感じました。

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