2012年4月2日月曜日

苔の生すまで

昨日は一昨年9月の豪雨で土石流の発生した渓流を踏査してきました。砂防ダムが埋没し典型的な沖積錐が形成されていたので、これは斜面崩壊、ややもすると深層崩壊が起こっているかも知れないと考えて、土砂発生源を求めて歩き続けました。そしたら、右岸側に限って渓岸崩壊が連続し、左岸側には全面苔むした礫が大量に堆積する古崖錐が存在しいて、土石流はその二次侵食として発生したものでした。過去の空中写真を見ても崩壊履歴がないので、少なくとも100年はそこにじっとしているのかなあ、、と、しかし、岩盤の緩みからみて、今度大地震があったら大崩壊が起きて、河道を閉塞するのかもしれない。そんなことを考えた休日、、

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