2014年1月6日月曜日

後氷期開析前線と斜面崩壊 - 急斜面の応用地形判読

平石 成美・千木良 雅弘・松四 雄騎
紀伊山地北部天川地域に分布する遷急線
http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/nenpo/no56/ronbunB/a56b0p76.pdf
京都大学防災研究所年報 (56), 731-740, 2012

「遷急線」というキーワードが直接使われており、かつ斜面地形発達に関する最先端の論文であると思います。この論文のFig10に示された遷急線下部の不安定斜面(一見明瞭でないところが)を抽出することは、昭和28年災害以来の斜面地形研究の課題であり、地形判読の個人差が一番大きい部分でもあります。試験にするのであれば、判読図作成にこだわらす、最終氷期から今までの地形変化・環境変化をどれだけ述べられるか、文章問題にしてもよいのでしょう。

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