2011年7月7日木曜日

床地図

 防災科学技術研究所の井口さんから、床地図のサンプルを送ってもらいました。家庭の床くらいかなあと思っていたらこれは大きい。学校教育で体育館などに広げて、改めて日本がどのような環境にあるか、自分の故郷がどのような場所にあるか、文字通り体感することも面白いでしょう。僕が子供のころにこれがあったら、はしゃぎまわっていたと思います。
 私が阪神・淡路大震災のとき冷静でいられたのは、地形発達史を地図をなぞりながら考えていたことが大きい。地形学や地質学を学んでいる仲間も、東日本大震災のとき、やはり冷静でした。”正しく恐れる”ことができていたのだと思います。

 「学ぶ」ことと「楽しむ」ことはイコールがいいので、この床地図はもっと普及させる価値があると言っていいでしょう。

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