2011年7月11日月曜日

21世紀のkey bed(3)

今年、私の勤める同業者に、自然地理を学んだ後輩が入ってきて、地震調査で活躍ぶり耳にしました。彼女もある意味私と同様に、時代の節目となる大震災直後に社会人になりましたので、地球科学をはじめ、いろんな分野でドラスティックな変革を目の当たりにして、貴重な体験をすると思います(もちろん私もですが)。文学部という背景もあって、地質調査・コンサルタント業界に技術職は出てこないのかとあきらめかけていましたが、このような活躍ぶりをみると、私の20年に少なからず意義があって、地理学教室の「知層」のなかに、明るい色のKey Bedをみつけた気持ちがしました。
 関西大学地理学教室の知層も、ますます厚みと価値を重ねていかれると思います。ひとりのOBとしても後輩の方々のKey Bedとなれるようにしたいものです。

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