先日表層崩壊に関する議論をしたので、”表層崩壊”でGoogle検索して、技術動向を調べてみようと思いました。そしたら、予測変換で”表層崩壊 マニュアル”と出てきました。私のブログを読んでいただいている方であれば、"マニュアル”という言葉をいい意味で使うことが少ないことはお分かりいただけると思います。
実際び検索してみると、結局数値計算結果を現実をあわせることを精度とする方向の研究事例などが出てきます。しかし、土石流がおこるのは表層崩壊だけが原因ではありませんし、”典型的でない”渓流での適用はまだまだ疑問(例えば麓屑面の再崩壊、河床土砂の2次移動など)が残ります。”マニュアル”という言葉は複雑な構造を持つ現場に適用すべきでない。現場は一つ一つが別物ですから。
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