昨今事業仕分けなどでますます公共事業に対する視線が厳しくなり、地質リスク学会のHPにある「国民や納税者が、建設業界は、その機に乗じて過剰な利益を得ているのではないか」、との疑念を抱くようになった」というちょっと控えめすぎるのではないかと思えるような言葉も見受けられます。
そんななか、いつもお世話になっている今岡さんのブログから、「地質から地域を見渡し水資源で地域を興す - 協和地建コンサルタント 社長が綴るブログ」というブログがあるのを知りました。
http://kyouwacc.com/blog/
いつも思うのですが、この業界の技術者の方は自己PRが少ない。弁護士や医師などは個人のブログやHPを立ち上げ自信を持って自分の考えを主張しているし、専門分野のアウトリーチもしている。一方で、この業界はというと、公共事業を”請け負う”体制にはまりすぎて、ともすれば発注者との主従関係のなかで存在感を薄めている方もいます。
そういう意味では、この社長さんブログのタイトルは、地質技術者の立ち位置を切れ味鋭く表していてます。目標とする技術士のスタイルでもあります。このごろ私のところには個人・民間の地盤・斜面問題の相談事が数件入ってきて、私たち地質技術者が頼りにされていることを実感できる言葉も頂戴しました。その方々の期待を裏切らないように、この社長さんのブログを生きた教科書として、勉強していきたいと思います。
2010年6月4日金曜日
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