2011年7月20日水曜日

天正地震と津波

 関西大学の河田先生が、山口県と福井県でも津波の可能性を指摘されています。

 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110726-OYT1T00968.htm
 河田教授は、〈1〉1586年の「天正大地震」の際、若狭湾沿岸が津波に襲われて多数の死者が出た〈2〉100年~150年周期で発生する巨大地震「南海地震」では、津波が山口県の瀬戸内海沿岸に到達することがある――などの最近の知見を紹介。「最悪のシナリオを考え、津波対策に万全を期す必要がある」と訴えた。

 天正地震といえば帰雲城崩壊がイメージされるのですが、地震動だけでなく斜面崩壊でも津波は起こりますので、史実のある地震を追求する意義は大きいでしょう。

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