2011年7月10日日曜日

内陸の液状化とあまり知られていない資料

 東日本大震災では内陸の液状化が話題になりましたが、研究レベルでは注目されていました。関東造盆地運動で形成された低地のど真ん中であり、荒川や利根川の河道変遷も地理学の分野などで研究されていたのです。

土地分類基本調査『久喜市・松江市周辺』平成4年3月
http://tochi.mlit.go.jp/tockok/tochimizu/F6/MAP/609001.jpg
自然堤防の描写がちょっと"不自然”なところがありますが、旧河道など全体的な描写は精密でいい資料だと思います

報告書 http://tochi.mlit.go.jp/tockok/tochimizu/F6/MAP/609099.pdf

 平成の省庁再編で国土庁が国土交通省に組み込まれたため、実に目立たない資料となりました。でも精度が高い資料は沢山あります。

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