帰省の飛行機の中で読む本を探していたら、『「理科」で歴史を読みなおす』という本が目に止まったので、かって読んで見ました。
理科で歴史を読みなおす
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100802/215680/?P=1
例えば、縄文時代には、長さ35㎝程度の単位を基準とする縄文尺が存在し、六本柱という柱穴を正方形を2つつないだ長方形で、1辺の長さは4.2m。きっちり縄文尺の35cmで割り切れることから、六本柱建設技術には直角を作り出す技術が必要不可欠で、それにこの縄文尺とピタゴラス三角形と十二進法が応用されていたことを紹介されています。
最近のいわゆるゆとり教育では、小学校で縄文時代の存在を教えなかったといいます。文献がないからといって歴史がないかのような扱いですが、縄文時代には有楽町海進があり、また寒冷化もあり、もちろん直下型地震もたびたびあったでしょう。そういった変化にとむ自然との共生を通した勤勉さが醸成され、いまの日本の発展の底力となっていることを教えるべきだと思います。
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