2015年2月15日日曜日

地方消滅と土砂災害対策

 コンビニに「図解 - ひとめでわかる地方消滅 - 」という雑誌があって、買ってしまいました。国土交通白書もそうですが、人口減少にインフラの老朽化、、共通するテーマが多いからです。

 砂防をやっている身として気になるのは、中山間地域の土砂災害対策でしょうか。
 集落だけでなく、その間をつなぐ道路が寸断されれば孤立するし、地形的に携帯電話の電波も届きにくいことが多いし、、、氾濫区域内に避難場所が立地する場合は警戒避難、ソフト対策だけでなく、砂防堰堤の整備や土石流に耐久できるような非木造とし、二階建てにするとか、いろいろな対策も出てきます。電線の地中化を推進し、崩壊による電柱倒壊に伴う通信遮断を防止する。幹線道路や避難路の斜面点検、衛星電話の設置、、、、まあいろいろ
 ほぼ安全な段丘面をしっかり判読し、防災拠点として提案できるかということも、応用地形判読士の視点です。

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