先日ジオ鉄の話題を書きましたが、主催者の方からメールを頂戴しました。
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ジオ鉄は、ジオの人たちには鉄道技術を知るきっかけに
鉄道愛好家のみなさんにへはジオを知るきっかけに
そしてこれまで関心がなかった人たちにも
ジオや鉄道の魅力を知るひとつの入り口、きっかけとして
(そういったものを、私たちは、ファースト・ジオロジーとよんでいますが)
趣味・観光・教育、、様々な分野への可能性を秘めています
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このメールを頂戴して、私の”ファースト・ジオロジー”はなんだったか、想いをめぐらしてみました。
確か、小学校2年のころ、最初で最後の家族旅行にいったとき、山口県の萩市を流れる松本川の河幅の広さに感動し、それを地図帳で探したところからでした。いま考えれば、なぜあのとき河幅の広さにあれだけ印象にのこったのか、それは私が有明海に注ぐ干満の差の激しい川しか見たことがなかったからだと思います。満潮する昼ごろと干潮になる夕方ごろでは5mくらい水位が違いますので、流れが激しくゆったりとした河口部を眺めていなかったのです。そこから、まず地図帳にはまってしまい、なんと掛け算の九九よりも47都道府県とその県庁所在都市名を先に覚えていたくらいです。大学に入ったら、一般教養の時間に『濃尾平野の水害地形分類図』
http://www.library.pref.gifu.jp/map/tenzi/kannai/H17/hazard/hazard_sakuhin/6.html
が取り上げられ、これで飯を食ってみたいというモチベーションが沸き起こり、今に至るわけです。
だから、正確にはジオロジーというよりジオグラフィーなんです。
ただ、斜面の地形判読をやるようになって、鉄道は本当に斜面災害をうけにくい場所を考え抜いてルート選定されていることや、それでも地すべりによる災害を受けてきたことなどを知るにつれ、”ジオ”にも”鉄”にも関わってきたといえば関わってきました。
鉄道の車窓で個人的に好きなのは、江ノ電、東海道本線の小田原~熱海間、飯田線、長崎県の北松浦鉄道でしょうか。時間があれば”ジオ鉄”してみたいところです。
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