2012年4月5日木曜日

牛山先生のブログから

新しい想定は正しい想定か
http://disaster-i.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-c318.html
いかなる「被害想定」についても言えることですが,想定は,様々な条件設定の上に計算されます.地震・津波の場合,「どのような地震が起きるか」という条件設定を想定することが難しく,かつ,条件の決め方次第で結果(震度や津波高)が大きく変わってしまうものです.このため,「想定されたとおりの現象」が起きると考えてもらっては困ります.防災計画をたてる上では,何らかの目安を設けないと計画することができませんので,「想定」を行います.「想定」はこのための基礎資料であって,「次に起こる災害の姿を正確に予想するもの」ではありません.

地震や津波に関する話題ですから注目を集めましたが、地すべり、崩壊、土石流に関しても「計算」と「想定」が跋扈しています。

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