2011年10月18日火曜日

瓦礫を活かす「森の防波堤」が命を守る

 植物生態学の第一人者、宮脇昭先生の本です。本の帯に、瓦礫を活用した「森の防波堤プラン」の模式図が示されています。松の木は津波で被災したが、タブノキなどの広葉樹林は残ったこと、空襲にも大火にも耐えた「緑の壁」の効果も述べられています。そして、「瓦礫と土壌の間に空気層が生まれ、より根が地中に入り、根が瓦礫を抱くことにより、木々が安定する。有機性廃棄物は、年月をかけて土に還る」とあります。

 ここで、「瓦礫」と「災害廃棄物」の違いについて、応用地質学会誌の編集後記に述べられているのを思い出しました。それはまた次回、、

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