2013年4月25日木曜日

見解は分かれるのが普通 - 応用地形判読士の試験も??

 今回の浜松の地すべりは、防災科学技術研究所の地すべり地形分布図に掲載されていませんでした。段丘かどうか微妙ですし、広域的にみれば(ケスタと言えば大げさですが)組織地形の可能性も捨てきれないと思うし、古期地すべり地形末端かつ攻撃斜面に該当していた部分が滑動を始めたいうのが妥当でしょう

 で、もしこの地すべり(じゃなくで崩落)地周辺を応用地形判読士の問題に出したら、いくら攻撃斜面で末端崩壊があったとはいえ、「考えられる災害」として抽出するのは難しいのではないでしょうか。空中写真判読は個人差があるのが「デメリット」として語られることも多いのですが、見解は分かれるのが普通です。

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