2012年1月17日火曜日

1.17と3.11

今日で阪神・淡路大震災から17年です。毎年書いていますが、大阪で揺れを経験しました。当時は、活断層の活動という地形学的時間スケールでおこる現象が、まさか自分の人生のなかで、しかもこれから社会人になろうかというタイミングで経験するとは思ってもみませんでした。
 東日本大震災では、これからおこるであろう東海・東南海・南海地震、富士山の噴火なども含め、日本列島の骨格を造ってきた地質学的時間スケールで起こる現象を、自分の人生の中間・後半にわたり経験するだろうという感覚を抱きました。
 ただし、地震動による暮らしの影響といえば、阪神・淡路大震災の方が強烈であり、モノの壊れ方が東日本大震災よりも凄まじいと思います。強烈なボディブロー(海溝型地震)とアッパーカット(直下型地震)といったところでしょうか。地すべり・斜面崩壊をとってみても、中越地震や岩手・宮城内陸地震のほうが強烈です。

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