秋は食欲、スポーツ、読書だの、いろんな言い方をされますが、斜面調査にとってもなかなか良い季節です。木々の葉っぱが落ちて、斜面がとても見通しが良くなるからです。したがって土層強度検査棒(土検棒)による表層崩壊ポテンシャルの調査もはかどります。
先月札幌で行われた応用地質学会は、東日本大震災と台風12号による紀伊半島の土砂災害のあとであしたので、深層崩壊の話題ばかりが目立ちましたが、実は斜面災害の9割は表層崩壊なのです。崩壊土砂量や被害規模を、”毎年の積算”で考えると、表層崩壊のほうが上回るということができます。応用地質学会では、わが社の若手ホープ、鵜沢君が土層強度検査棒(土検棒)を使った調査事例を沢山紹介してくれました。
http://www.kankyo-c.com/happyo/2011/2011_oyo_oral_uzawa.pdf
HPに載せるためにかなりはしょっています。
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