(独)土木研究所で開発された「土壌強度検査棒」が紹介されていました。さらに、土層深分布、土質強度測定結果を用いたハザードマップの作成例も示されています。
土砂崩れ、表層崩壊の危険箇所を絞り込む「土壌強度検査棒」(土検棒)
http://www.pwri.go.jp/jpn/news/2010/0915/tokyo2010_3.pdf
斜面の地形分類といえば、これまで地すべりや岩盤クリープといった面的な要素が主体で、表層崩壊の発生位置は遷級線の分布から考えるのが中心でした。しかし、保全対象を絞って家屋背後の渓流しや斜面だけを対象にし、このようなハザードマップを作れば(地表・地質踏査は大変ですが)かなり防災に使えると思います。
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