2015年1月18日日曜日

UAVで地形判読できるだろうか?

国土交通省のサイトに”新技術の活用と維持管理・更新の担い手の育成”というサイトがあります。盛り沢山なタイトルですが、新技術が社会貢献できるというモチベーションは本来刺激的ですので、業界の平均年齢を下げる効果はあるはすです。

橋梁点検は各地で行われているの聞きますが、ここにUAVシステムが用いられていることが紹介されていました。しかし、特段の技能が必要でなく誰でもできることは、刺激を失うことで、あまり大々的にアピールしない方が良いかもしれません。2013年に関越自動車道の利根川橋の点検・診断、岐阜でも活用され、補修が必要になる箇所を工事着手前に解明できたメリットも紹介されていました。予防防災のためには有益だろうと思います。

東京ゲートブリッジでは、維持管理の省力化、ライフサイクルコストの低減、劣化メカニスムの分析ができる「橋梁モニタリングシステム」が紹介されていて、技術士試験のキーワードになりそうな予感がします。橋梁の長寿命化修繕計画や道路ストック総点検の一環でトンネルについても垂直補完により9市町村15トンネルの点検業務を県が受託するなど、この取組みは広がりを見せている。のだとか

そのわりには維持管理・更新にあたる技術者の育成に力を入れているかというと、研修を行っているのが4割、取組みを行っていないのも過半数なのだとか。。。。。

UAVに話をむけると、いろんな新発見ができそうです。斜面防災や砂防分野では人の入れない崖地や線状凹地の新発見、レーサースキャナーを搭載すれば高精細な地形情報が得られそうです。ニゴマンの読図などいかにも昭和テイストの地形判読だけでなく、新しい技術は試してみたいところです。 http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h25/hakusho/h26/html/n1233000.html 

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