久しぶりのブログ更新です。まあ忙しくて寝る(ブロクの文章を練る)ヒマもありません。仕事の量は沢山あるのですが、種類は意外とすくない。深層崩壊と道路・鉄道防災です。
学生のこらから斜面地形を少々かじっておりましたので、深層崩壊や地すべりといった地形発達史的背景を考えながらの業務は楽しいといえば楽しいのですが、最近どうも様子が違ってきています。マニュアル化の動きがあるのです。GISや自動抽出という言葉が使われだすと、たいがい地形発達史は影が薄くなっていきます。定量的解析と定性的解釈の相克です。
道路や鉄道関係は、航空レーザー計測図をもっと使えばよいのです。昭和時代に作成された”台帳”の地形図は災害要因の分布域までカバーできておらず古い情報なのですが、なぜかそれが基図にされることが多いのです。確かに航空レーザー計測図は引き出すことのできる情報が無尽蔵にあるので作業が大変ですが、それを手作業で地道にやるべきです。
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