香川大学の長谷川先生のご講演を聞く機会がありました。テーマとしては地質情報のアウトリーチで、自然災害科学に投稿された論文のことも紹介されました。
http://www.jsnds.org/contents/shizen_saigai_back_number/ssk_30_1_59.pdf
精密地盤高図を用いた局地的な大雨・集中豪雨を想定した情報伝達・避難訓練
自然災害科学 30(1), 59-79, 2011
災害時の被害を最小限に抑えるためには,地域特性を理解した上での対策が不可欠である。そのために本研究では,行政からの避難情報に頼りきるのではなく,住民一人一人の適切な避難計画および住民間のコミュニケーションを促すための避難訓練手法を提案した。
精密地盤高図を基盤図として調査内容を取りまとめた防災マップを作成し,出来たマップを避難計画の立案や災害図上訓練などに利用することは,浸水状況をイメージし,被害を最小限に抑えるために講ずるべき対策の具体的検討に繋がる。
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