先日は1970年代半ばの空中写真の利用価値について書きましたが、いまたまたま1960年代と終戦直後に撮影された米軍写真を判読しています。1970年代の空中写真ではかなり宅地開発が進んでいて、丘陵地、いわゆる里山が急速に姿を変えています。その10数年前の空中写真では、里山はほとんど開発されていません。いかに急激な変化であったかがわかります。急激であるということは、同世代であるということなので、老朽化も加速するわけです。また、そのころの山林は荒れていました。植生が薄いので崩壊地もたくさんあります。今の空中写真を見ると、とても緑が豊かです。
このようにいろんな時代の空中写真をみて場景・情景SURROUNDINGSを思い浮かべるのが、空中写真判読の楽しさでもあります。
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