2011年11月11日金曜日

防災格言 津波

http://yaplog.jp/bosai/archive/352
『 一、地震があったら津浪の用心せよ。
 一、津浪が来たら高い所へ逃げよ。 
一、危険地帯に居住するな。 』
「昭和八年三月三日 大海嘯記念碑(大槌町 昭和9年建立)」より。

東日本大震災による津波により甚大な被害を受けた岩手県上閉伊郡大槌町。大槌町は、明治29(1896)年の明治三陸地震津波(M8.5 死者21,953人)で4m近い津波が襲い死者900人、500戸を超える住居が押し流された。それから37年後の1933(昭和8)年3月3日深夜2時半すぎに発生した昭和三陸地震津波(M8.1 死者3,064人 家屋流失5,851棟)でも2mを超える津波により死者61人、倒壊・流失した家屋622戸という甚大な被害が生じた。たび重なる津波の記憶を忘れないように住民たちの手によって震災から1年後の1934(昭和9)年3月に「津浪災害記念碑」という石碑が大槌町吉里、赤浜など数ヶ所に建てられた。三陸海岸各地に約200基ほど建てられた過去の津波被害を伝える様々な石碑のうちの一つである

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