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神奈川新聞紙上に連載された『シリーズ裸の都市:迫る東海地震 昭和54(1979)年5月)』内のインタビューでは、東海地震予知について、当時 "焼け跡派" と称された開高氏の防災観とともに、日頃からこの格言を好んだことが伺える。
(地震予知)空振り、大いに結構、備えあっても憂いある時代なんだから、警報が外れたらもうけもの、と思わなくてはいけない。警報段階のパニックを心配する人もいるようだが、私は、そんなパニックだったら大賛成。大地震に襲われてからのパニックに比べれば、タカが知れている。免疫注射と同じで、微量の"毒"を入れることで、巨大な毒に対抗するわけだ。人間が賢くなれるのは昨日に対してだけで、今日、明日に対しては愚かである、という言葉がある。ぴったりではないか。
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