2010年12月6日月曜日

アセス法改正 - 異例の継続

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101203-00000011-mai-pol
 臨時国会が3日で会期末を迎え、環境影響評価(環境アセスメント)法改正案が時間切れで継続審議になることが確実になった。今年の通常国会で参議院を通過し、今国会でも衆議院で可決したが、同じ国会で衆参両院の議決を得られなかったために不成立という異例の展開となった。
 改正案は、風力発電所を新たに環境アセスの対象事業に加えたほか、事業の検討段階からアセスを実施する「戦略的環境アセスメント」を事業者に義務づけるもの。今年の通常国会に政府提案で提出され、参院で4月に可決した。
 しかし鳩山由紀夫首相(当時)辞任の影響などで衆院では継続審議となった。臨時国会は衆院から先に審議し、11月25日、全会一致で可決したが、与野党対立の余波で参院の審議時間が足りなくなった。
 法案の成立には「同じ国会で衆参両院が可決する」というルールがある。年明けの通常国会では、来年度予算の審議が優先されるため、成立は春以降になる公算が大きい。
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地味な記事ですが、このような街づくり、区画整理など、暮らしに密着した政策に関する議論がどんどん遅れると、そのときになって”知らなかった”事態になりそうです。私も環境アセスメントに携わった事がありますが、基準書・白書・去年の例などに合わせて、如何に手際よく量をこなせるかが評価の対象でした。時にアワスメントと揶揄されながら。。。本当のアセスメントを持っていくために、地質や環境評価を科学に基づいた客観的な判断を行うといった、議論の成熟まではものすごく時間がかかるような気がしてしまうわけです。本当に地味ですが、社会的損失のリスクがあります。

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