今日は深田地質研究所の談話会に参加しておりました。
http://www.fgi.or.jp/FGIhomepage/index-j.html
1972年にローマクラブが発表した「成長の限界」で、「多くの資源が持続可能な限界を超えてしまっている」と指摘しました。その中で、クロムやコバルトなどのレアメタルについては、当時の事情から、比較的持続可能という判断をしていました。しかし、それからほぼ40年経過した今、レアメタルの需要が急増し、我が国にとってその確保が大きな問題となっています。今回は、レアメタルを中心とした鉱物資源の動向と、鉱物資源について大きな役割を担っている(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構の事業展開について、紹介したいと思います。
ローマクラブの予測が当たっていれば、今頃金も銀も錫も枯渇しているはずだ、という話から始まりましたが、時期が時期だけに講演はナーバスでした。 そのあとの飲み会で、こんなんでは若者が地学・地質学を志さないねえ、まさにレアメタル的存在だ、、と、、資源開発は地質学の根源的なテーマでもあるが、実は宅地診断など暮らしに密着した仕事を着実に行うことも重要な一歩なのだという話にもなりました。どっちにしても言い古されてきたことではありますけれど、、、
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