http://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_26/Tech-26-59-62.pdf
EADaS手法に基づく災害危険度評価システムの開発
EADaS手法では、評価対象地点の自然環境を特定するための数々の質問を、系統的かつ自動的にシステム操作者に問いかけるようになっている。操作者が地形図や地質図などを見ながら、その質問の回答を選択することにより、その地点のEA表、EAD表が作成され、評価点が自動的に算出される仕組みとなっている。
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応用地形判読士の試験が近づいていますが、鈴木隆介先生も開発に多大な協力をしておられる読図システムです。よくありがちなのは、既存資料をコンパイルして災害に関わる要素がいくつ重なっているかというシステムですが、これだと既存資料が間違っていた場合、あるいは精度が足りなかった場合、それなりの答えが出てしまうことです。
EADaS手法の良いところは、自分で考えながら評価が出来る点にあります。既存資料の完成度の問題は残っているとは思いますが、使用にあたっては専門的素養が必要であり、”誰でもできるデメリット”は解消されているでしょう。
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