内田ほか(2010)レーザー測量データが表層崩壊発生斜面予測及び岩盤クリープ斜面抽出に及ぼす効果に関する検討
http://ci.nii.ac.jp/els/110007880823.pdf?id=ART0009555428&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1349393380&cp=
この文献では、レーザー計測地形図がどのように活用してこられたかということを表にまとめられています。主に地すべり地形などの”自動抽出”、植生に隠されて見えなかった微細な凹凸などの”把握”に利用されているということですが、その気になれば浮石・転石等も見えます。
ただ、それだけに”記載”に時間がかかりそれで終わってしまう可能性もあるので、やはり従来の空中写真判読と併用して、広域的な地形発達史を踏まえた災害の地形場を考えて行かなければなりません。定性的モデリングを高度化させないと、数値の一人歩きを防げません。
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