先日東日本大震災被災地のマンションの地盤調査に行ってきました。弁護士の先生、一級建築士の先生、京都大学防災研究所の釜井先生と食事をご一緒し、かけないこともふくめて濃密な時間を過ごすことが出来ました。
次の日、谷埋め盛土の表面波探査、動的簡易貫入試験を行ってきました。しかし、クラックの向き、圧縮・引っ張りクラックの分類、陥没などをルートマップに書くと、それだけでその宅地が谷埋め盛土であったこと、まんなかに小規模な尾根地形、段丘地形が存在していたことなどがわかって、改めて自然は弱い所をついてくるなあと実感しました。定量的調査は、定性的知見の裏づけなんだということも実感しました。
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