2012年2月13日月曜日

斜面災害の予知と防災

このブログで以前『原典からみる応用地質』という本を紹介しました。私は斜面の地形学から応用地質の世界に入りましたが、この本は、原典からみる斜面地形学といっても良い本だと思っています。特に羽田野誠一さんと大八木則夫さんが解説されて後氷期開析前線は、この本で世に出たといって良いのではないかと思います。
 いまはやりの「深層崩壊」についても、戦後の代表的災害事例を第四紀の地形発達史を十分に踏まえ、これ以上ないと思わせる地形の定性的モデル化も迫力があります。学生時代以来図書館で読むのみでしたが、しっかり手元において深く読み込みたいと思って、アマゾンで注文しました(私が注文したら12000円のものしか残りませんでした)。

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