「東日本大震災で発生した斜面変動 - 海溝型地震による巨大災害の備えに向けて」という特集号が、地すべり学会で企画されていました。似たような(というかほとんど同じ)内容、タイトルの学会セッションが砂防学会でも企画されています。
この特集号のお知らせが掲載されていた地すべり学会誌49巻1号の口絵に、2008年岩手・宮城県内陸地震で生じた荒砥沢地すべりの写真が掲載されていました。なんども書きましたが、直下型地震の方が巨大地すべりブロックが形成された事例は多いのではないかとおもいますが、海溝型地震では広域に同時多発する可能性があるのでしょうか。また、海溝型地震といっても、丹沢山地や箱根山の崩壊群発・大規模崩壊をもたらした大正関東大震災もあるので、まずは斜面変動の類型化を考えたほうがよさそうです。
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