2011年12月26日月曜日

?極端気象による深層崩壊?

平成24年度の砂防学会の案内が掲載されていました。今年は東日本大震災や紀伊半島の土砂災害など、大規模な災害の多い年でした。ですから、学会として災害発生のメカニズムや今後の対策を議論したいという試みは分かります。

 http://www.jsece.or.jp/event/conf/2012/1.pdf
 
 しかるに”極端気象”とはなんでしょう。異常気象じゃだめなんでしょうか。「近年の地球温暖化に伴う極端気象により,従来より降雨強度が大きい,ないしは降雨量の大きな降雨が増加している。」という一文は、ちょっと"利”系の匂い(事業に対する”我田引水感”ともいうべきか)が強すぎます。紀伊半島の土砂災害については、このブログでも明治と平成の十津川災害として文献を猟補しましたが、科学的・客観的な事実を明らかにするという、当たり前ですが勉強になるものばかりです。

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