地盤工学会誌59巻4号の技術手帳に、深層崩壊という記事が掲載されていました。率直に言って、二つの点に!?と思いました。
ひとつは深層崩壊の発生件数の変遷のグラフです。1888年に突出していますが、これは明治の十津川災害でしょう。その後終戦直後くらいまで少ない数で横ばい、90年代後半になって十津川災害時の同じ数に、、、ということが読み取れますが、これは”史実”と”事実”の違いでしょう。
もう一つは、深層崩壊の英語。三つの単語も実に強烈で破滅的というイメージです。侵食現象は自然の営みの一断面なのですが、言葉が強いなあという印象です。
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