国会図書館に、千葉徳爾(1975)明治22年十津川災害における崩壊の特性について-1-,-2-をコピーしにいきました。ネットで入手できないので。ところが製本作業中でコピーできませんでした。
篭瀬良明(1976):明治二二年十津川水害 (災害の歴史地理)歴史地理学紀要 (18), p201-225, こちらはコピーできました。当時は、いわゆる”本川”が塞き止められ、現在の”人工ダム”に匹敵するほどの"天然ダム”が形成されていたことが明らかにされています。
だから今回の災害は「大規模」ではあるが「未曾有」ではない。「深層崩壊」を印象付けようとする前に、歴史に学ぶことも大切ではないでしょうか。
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