道路防災関連の仕事で、1週間ほど紀伊山地の地表・地質踏査をしておりました。激しい河川の侵食により、岩盤は緩んでトップリングを起こしています。斜面は"ゆるくても”40度あるし、節理面は70度以上の高角度受けで谷に向かっておじぎをしているので、手をかけても崩れるのでおっかないこと、、ようこんなところに道をつくったなあと思います。
ただ、そんな険しい現場であるにも関わらず、山のてっぺんまで美しい杉の植林、、、日本人の律儀さと自然に対する畏怖を思い知らされます。水はとても清らかでしたので、思わず社長が、こんな日にこんな川で泳がないのはもったないと、作業服を脱いで泳ぎ始めるし(私も)。
この美しい景色をもたらしたのも南海地震なんだよなあと現実的なことを思う一方で、井上陽水の少年時代を口ずさんでいるのでした。
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