2011年6月1日水曜日

大阪から帰ってきて、、

 いま東北地方の復興に国を挙げて取り組まれており、通常の公共事業は削減されるか、あるいは発注が少なく、私たちの同業者も被災地の復旧に直接関わらない部分では、あまり仕事がないような状態だという話を聞きます。先週は学生時代を過ごした大阪に出張でした。私の下宿は千里ニュータウンの南すそにありましたが、日本を代表する大規模な切盛造成地のひとつです。人も盛土も高齢化していました。
 確かに被災地の復旧・復興はとても重要な課題です。その一方で、日本の主たる国土軸である三大都市圏の防災対策、既設施設の補強・維持管理に関する議論が冷めている感じがします。いまのところ一番安全な(事故実績のほとんどない)新幹線に乗りながら、そんなことを思いながらうたた寝をしていました。

0 件のコメント:

コメントを投稿