当然のことながら津波は”海水”ですので、農地の塩害が懸念されます。とてつもない面積です。地盤も沈下しているので早々に水は引かないでしょう。静岡大学の新妻先生は、次のように述べられていました。
新妻地質学研究所速報1 -停電中に考えた地震と復興ー
津波に洗われた平地は早急に除塩し,稲作のための大規模田圃を建造して,国際価格に対応できる大規模高効率の稲作を開始する農耕組織を設立する.今回のような規模の津波は数百年は来ないので,これまでの津波に対応できる6m程度の防潮堤を改修し,漁村・農村の定常生活は作業に便利な平地で行う.現在の避難生活から移る仮設住宅を高台に建設し,平常生活に戻った時には避難民の別荘とし,将来起こる今回規模以上の大津波に備える.同時に今回の教訓を子々孫々まで伝える.別荘地建設のための高所から削り取った土砂は,今回津波に洗われ,水没している平野部の改修に使用する.
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