2011年1月10日月曜日

20年後

 今日は成人式ですが、TVの番組で、「今日、成人を迎えた人が40才になるころ、団塊の世代が80代前半に突入している」というコメントがありました。そしたら、第二の巨大世代である”団塊ジュニア世代”の私たちは、還暦前後ということになるわけです。
 今年成人した人たちが社会をリードするアラフォーになったとき、家や土地を買ったりという大出費(実際今年40になる私の周りにも家を建てる人が増えてきました)をします。そこに大規模な自然災害が発生したらどうでしょう。巨大な年配者~老人世代(多分高齢化の頂点でしょう)を支える世代が、災害の経済リスクがMAXになっています。私たちが未成年だった時代に急増した法面や擁壁の老朽化も一段と進んでいることでしょう。
 いまだに、防災はお上の仕事の構図がはびこっていますが、別の防災哲学を考えることが急務となっているのではないでしょうか。

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