牛山先生のブログから引用させていただきました。具体的な内容は、牛山先生のブログを読んでいただいた方が良いでしょう。http://disaster-i.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-4d7c.html
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AMeDAS観測所で,日降水量200mm以上が記録された回数を年ごとに示したものです.この図に見るように,2008年,2009年と,まとまった雨が降る日数が「記録的に少ない年」が続きました.ひょっとすると「日本には梅雨というものがあって,たくさんの雨が広域で降ることは珍しくないんだ」ということが忘れ去られたのかも知れません(本気で言っているのではありませんが,一部報道への皮肉です).しかし,梅雨末期にはこのような長雨と,長雨の後の短時間の豪雨という現象がよく起こるものなのです.長雨が続いていることはけっしていい状況ではありません.まだしばらく,要注意であることは間違いありません.
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このグラフで、最初の突出年である1982年は、未だに時間最大雨量記録を持つ長崎大水害がありました。長崎以外でも、各地で「昭和57年豪雨」として、記録に残っています。最大の突出年は2004年ですが、さすがにこのときは台風が10個上陸するなど、確かに「記録的」でした。しかし、2000年代に関しては、2004年以外はこれと言った豪雨の頻発年はないように思います。これも繰り返しになりますが、”ゲリラ豪雨”などどいった言葉で画一的に表現される情報洪水による想像力の流出、、、これは全国同時に起こるので問題だと思います。
連日、西日本の雨のニュースが取り上げられてますね。
返信削除地球温暖化と降雨の関係は、一概に結びつけるのには勇気が要りますよね。
地形学をかじると、人間生活を軸とした時間スケールでは「まてよ・・」となります。
知恵を授かって、たかだが数万年ですからねえ。
ところでグラフの縦軸は雨量だと思います。日数ならMAX365ですよね。判りずらい・・・。
大元の先生のグラフに文句を言ったらやばそうです(笑)。
なんだか去年も同じような感じでしたね。牛山先生は、実は去年は災害に至るような日雨量200㎜以上の発生日は、近年まれに見る”少なさ”だったと述べられています。報道から受けるイメージとのギャップに私も驚きました。逆にいえば、備えよ、常に、ということですね
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